戦闘民族サイヤ人が住む惑星ベジータは、フリーザ一味に滅ぼされようとしていた。立ち向かったサイヤ人の戦士バーダックは、フリーザの光弾で惑星ごと消滅させられてしまうが、その寸前、息子のカカロットを宇宙船に乗せて逃がしていた。宇宙船は地球にたどり着き、カカロットは孫悟飯老人に拾われ、孫悟空と名付けられて育てられる。成長した悟空は、七つそろえるとどんな願いでもかなうというドラゴンボールを探す旅に出て、いろんな仲間と出会い、力を鍛え、世界征服を企む魔族を倒した後、チチと結婚して幸せに暮らしていたのだった。
孫悟空とチチの間に生まれた子供は、悟空を育てた老人の名をとって、孫悟飯と名付けられた。悟飯が4歳になったある日のこと。川辺で鳥を観察していた悟飯は、はずみで川に落ちてしまい、流されて滝に落ちそうになる。悟飯を助けようと追いかけた悟空は、何故か滝よりも高い場所にある木の枝に捕まりながら怖がって泣いている悟飯を見つけた。悟空は悟飯には素質があるので修業させようとするが、平和な世の中に武術はいらないと考えるチチの方針によって勉学中心で育てられ、悟飯も将来は学者になりたいと願う、心優しい子に育っていた。
ドラゴンボール改