尻尾を持った謎の男は、カカロットと言う名前を否定する悟空に、頭を強く打ったことはないかとたずねた。亀仙人は悟空の育ての親である孫悟飯老人から聞いた話で、悟空はカプセルから拾われ、最初はなつかずに手のつけられない暴れん坊だったが、ある日谷に落ちて大ケガをし九死に一生を得てからはおとなしい良い子になったと語る。謎の男は、悟空は地球人ではなく惑星ベジータから来た最強戦闘民族サイヤ人で、自分はその兄のラディッツだと正体を明かした。悟空はこの星の人間を滅ぼすために送り込まれたという話にみんなは衝撃を受ける。
サイヤ人は目を付けた惑星に送り込まれ、そこの住人を根絶やしにして他の種族に惑星を売り払う、いわゆる地上げを生業にしていた。ラディッツは、故郷の星ベジータは隕石の衝突で爆発してしまい、宇宙に残ったサイヤ人は全部で4人しかいないと語る。次にターゲットにした惑星は、自分を含めて3人では苦戦しそうなので、悟空を仲間にしに来たのだ。だが、悟空はそんなことに手を貸す気はないと断る。ラディッツは悟飯に尻尾があることに気付き、サイヤ人の血をひく悟空の息子を利用しようと考え付いた。ラディッツの視線におびえる悟飯。
ドラゴンボール改