2008年。 「私……クイーンを辞めたいんです。辞めさせて下さい」。 落ちぶれた先代のクイーン・真夜(加賀美早紀)に訴える深央(芳賀優里亜)だが、自分が選んだわけではない、と突き放される。人間の男に恋したがためにクイーンの力を奪われてしまった真夜。後悔はしていないが、辛いもの、と深央に警告する。
突然壊れてしまったブラッディ・ローズを修復し終えた渡(瀬戸康史)だが、弾いてみると何かが違う。いったい何が足りないんだ…?
1986年。真夜とともにバイオリンを作り続ける音也(武田航平)。ますます2人の関係は深くなっていく。そんな音也にいたたまれなくなったゆり(高橋優)は、部屋を飛び出し一人涙に暮れる。と、そこへ次狼(松田賢二)が現れて…。 ファンガイアの真夜に魂を抜き取られたかのような音也に「ゆりはどうなる?」と問いただす次狼。しかし、バイオリンの完成しか眼中にない音也は聞く耳を持たない。
仮面ライダーキバ