新たな世界へやってきた士(井上正大)、ユウスケ(村井良大)、そして夏海(森カンナ)。士の手元のカードは空白、そして士は黒子の扮装に。黒子とはいったい…。と、そこへ大樹(戸谷公人)が盗んだ物を手に現れた。 「ここはライダーのいない世界だよ」。 大樹はそう言い残すと、源太(相馬圭祐)に追われながら去っていく。
ライダーのいない世界…? そんな世界があってもおかしくない、と士らが歩き始めると、ナナシ連中が現れた。さっそくディケイドに変身しようとする士。が、突如大量の黒子が現れ、舞台が設定されると丈瑠(松坂桃李)、流ノ介(相葉弘樹)、茉子(高梨臨)、千明(鈴木勝吾)、そしてことは(森田涼花)が参上。侍戦隊シンケンジャーに変身し、唖然と見つめるユウスケ、夏海の前で鮮やかにナナシ連中を撃破する。 シンケンジャーが去ると、黒子たちが素早く後片づけ。そんな一連の騒動に紛れて黒子の士も姿を消してしまう。まるで士などいなかったみたいに…。夏海は胸騒ぎを覚える。
仮面ライダーディケイド