手術が成功し、退院の日を迎えた吾郎。吾郎とワッツを欠いたもののディビジョンシリーズを勝ち上がったホーネッツは、次のシリーズを勝ち抜けばノーザンリーグ優勝を決め、ワールドシリーズに駒を進められる。そんなチームメイトの活躍を見て、一日も早く復帰したいと焦る吾郎の前に突然、ソフィアが現れ、吾郎の生活とリハビリを全面管理すると宣言する。 そのころ、サザンリーグのリーグ優勝を争っていたのは、ギブソンの所属するバイソンズとギブソン・ジュニアのレイダースだった。初対戦以来、父・ギブソンからまったくヒットが打てないジュニアは、かつて吾郎相手にしたように、左打席に立って左投げのギブソンに勝負を挑む……。
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