スッポンはリリィから仕入れたタバコを売って生計を立てていた。そんなある日、一人の老人からタバコを売ってくれと声をかけられる。不審に思ったスッポンだったが、その老人にタバコを一本譲ることに。実はその老人は毎日利子を直接持ってくることを条件に、どんな人にでも一日一分の利子で金貸しをする有名な一分屋の杉老人だった。そして、後日、杉老人から呼び出されたスッポンは、金貸しの仕事を手伝わないかと勧められる。たった一分の利子でもコツコツと仕事をすることで、杉は大きな家を建てていた。杉の家に招かれ、その話を聞いたスッポンは一分屋を手伝うことに。
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