事務所で一人小説を読んでいた亜樹子(山本ひかる)の目の前に、突如リコ(澤田萌音)と名乗る少女が現れる。 「おねえちゃん、人形の声を聞いて!」。 そう言うリコは、とあるマンションの住所が書かれた紙を亜樹子に差し出す。そのマンションで誰かに盗られた人形を取り返して欲しい、というのか。亜樹子はリコを翔太郎(桐山漣)に紹介しようとしたが、いつのまに消えてしまっていた。
なにやら怪しげだが依頼は依頼。亜樹子は住所を頼りにマンションへとやってくると、文芸評論家・唐木田(峯村リエ)の部屋から、それらしい人形を引き取ろうとする。が、人形は一人で歩き出したかと思うと、唐木田に襲いかかり窓から突き落としてしまった。幸い命はとりとめたものの、当然亜樹子は犯人扱い。「人形の仕業」と言っても誰も信用してくれない。
仮面ライダーW