連勝と連敗を繰り返す不安定なホーネッツ。だが、キーンはワッツが自分になげかけたことばの意味を考え始め、一方ステーシー監督は、オーナー・ランスの介入にきぜんとした態度を示す。
連敗脱出をかけ、次に吾郎が先発したのはブラウンズ戦。相手投手は、ワールド・カップでも対戦したアン・チョンゴン。投手戦が予想されたが、吾郎が自信を持って投げたボールが、ことごとく「ボール」と判定されてしまう。――この試合の主審・ミッチェルは、判定が厳しい審判として知られていたのだ。 判定にいらついた吾郎は初回に失点してしまい、打線のほうもちぐはぐで得点ができない。またも悪い負けパターンかと思われたそのとき、キーンが動いた……!
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