このまま起訴されたら、マリオは少年刑務所に収容されてしまう。それを阻止するため、再び結束する二舎六房の少年たち。起訴決定まで残された時間は十日しかない。バレモトの計画では、被害者の木暮の上申書か、マリオが少年院に堕ちる原因となった事件の関係者である吉田淳子の上申書のどちらかが必要だった。
淳子の通う大学を訪れたジョーとキャベツは、マリオを救ってほしいと必死に事情を説明する。そこで語られる当時の事件。マリオは担任教師に襲われた彼女のことを思い、真相を自分の胸にしまいこんでいたのだ。「上申書はどうしても書けない」そう漏らす淳子、彼女にとって当時の事件を打ち明けるのは相当な覚悟が必要であった。一方、木暮のところを訪れたスッポンとヘイタイは、自らの体を張って、彼に署名させることに成功する。それを元に検事の高田に直談判するバレモト。しかし、高田はバレモトが持ってきた上申書を破り捨ててしまう。土下座し、必死に喰らいつくが、高田は話を聞こうとさえしなかった。その時、ジョーとキャベツに付き添われた淳子が部屋に現れる――。
SayMoveで視聴
RAINBOW 二舎六房の七人