1986年。過去へとやってきた名護(加藤慶祐)は、棚橋(小川淳史)の怒り源であるイクサの正体が音也(武田航平)であることを突き止める。22年前の嶋(金山一彦)、音也、ゆり(高橋優)を前に事情を説明する名護だが、誰も信じようとしない。
2008年。頼りにしていた名護は失踪、事態も好転せず、さすがの嶋も弱音を吐く。そんな嶋を励ます健吾(熊井幸平)と渡は、「青空の会」の臨時会員に任命される。
1986年。真夜(加賀美早紀)をモデルに絵を描く棚橋を、バイオリンでサポートする音也。真夜は音也のバイオリンに魅了され、音也もまた自らの才能を認める真夜に不思議な魅力を感じ始める。が、そこへ名護が現れ「イクサを寄越せ」と音也に迫る。名護の不躾なやり方に怒りを露にした真夜は名護の頬を平手打ちする。
