リボンズを屠り、高笑いを上げるリジェネ。しかしそこに絶命したはずのリボンズが別の肉体をもって現れた。リボンズは、肉体は器に過ぎず、ヴェーダを介して意識を移すことができるとリジェネに告げる。叫びつつ再度銃を向けたリジェネだったが、物陰から放たれたサーシェスの銃弾を受けてしまう。
カタロン、連邦反乱軍をも巻き込んだ、アロウズとCBの戦いは熾烈を極めていた。そこに突如割り入った禍々しい光の束が、敵味方関係なく部隊を消失させる。それはリボンズの乗るコロニー型外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」からの強力なレーザー放射だった。自軍すら巻き込むことを厭わない攻撃に怒りをあらわにする刹那。スメラギは敵母艦への突入、及びそこにあるヴェーダの奪還・破壊ミッションを敢行することを告げ、プトレマイオスを敵母艦へと発進させる。
侵攻ルートを確保するため、対空砲台を破壊しながら進むプトレマイオスとガンダム。だがさらに、新しい量産型MS「ガガ」の大部隊が特攻を仕掛けてくる。防戦一方のプトレマイオスを守るよう、CB輸送艦が沈没、連邦・カタロンの艦の援護もあって、プトレマイオスは敵母艦のドッグに突入した。
ダブルオーライザーがルイスのレグナントと交戦する中、プトレマイオスを防衛するアリオスとGNアーチャー、ラッセの乗るOガンダム。一方、ケルディムは侵入通路でサーシェスのアルケーに苦戦を強いられ、セラヴィーはヒリング、リヴァイヴの攻撃で中破してしまう。
艦内にオートマトンが侵入し、ライフルを手に防戦しようとするスメラギの前に現れるビリー。彼はスメラギにゆっくりと銃を向けるのだった。
破壊したセラヴィーの背部ユニットのコクピットハッチが開いていることに気付き、息を飲むヒリング。ヴェーダの前で独り人類の行く末を呟くリボンズの前に、ティエリアが姿を現した。
機動戦士ガンダム00セカンドシーズン