リボンズの駆るMS・リボーンズキャノンと対峙する刹那のダブルオーライザー。人類を導くのは自分だと奢るリボンズに、刹那は刃を向ける。一方、プトレマイオスは復調したラッセがブリッジに戻り、刹那を援護するため再発進した。マリーの容態を心配しながらもアレルヤはアリオスで、サーシェスとの因縁に決着をつけたライルは中破したケルディムで再び戦場へと赴く。
近接戦へと持ち込み、自分の有利な間合いでGNソードを振るおうとした瞬間、リボーンズキャノンの強力な反撃を受けてしまうダブルオー。振り向いたリボーンズキャノンは変形し、リボーンズガンダムとなった。さらにヒリングとリヴァイヴのガデッサ、ガラッゾが現れ、苦戦を強いられる刹那。だがそこにハレルヤを覚醒させたアレルヤとライルが援護に駆けつける。アレルヤはヒリングを、ライルがリヴァイヴを引き受け撃破、刹那とリボンズも相討ちとなってしまう。
しかし、リボンズの執念がダブルオーの片方のGNドライヴを強奪、放置されていたOガンダムを奪取して再出撃した。同様に刹那もまた、スメラギの先見により射出されていたエクシアR2にドライヴを換装して乗り込み、全ての始まりであったOガンダムと、最後の戦いを繰り広げる。そして広がる光の中で2機のMSが爆散していった。
戦いを否定し、戦いを駆逐しようとする刹那。戦いを否定し、非戦を貫いたマリナは、かつて送られたメッセージに答えるよう、刹那への想いを復興したアザディスタンで綴っていた。アロウズを弾劾し、戦争でないことを取り戻した、新たに統一された世界。もしその平和を脅かすものが現れたとき、再びソレスタルビーイングは立ち上がるだろう。武力による戦争の根絶、そして人類の意思の統一が彼らの理念なのだから。
機動戦士ガンダム00セカンドシーズン